com.iijgio.dag.services.storage.model

Class SSECustomerKey

java.lang.Object

com.iijgio.dag.services.storage.model.SSECustomerKey

public class SSECustomerKey
extends Object

サーバ側の暗号化(SSE-C)に使用する暗号化鍵の定義です。

サーバ側の暗号化(SSE-C)は IIJ GIOストレージ＆アナリシスサービスに格納するデータを指定した暗号化鍵で暗号化する機能です。 データの暗号化はサーバ側で行われます。また、暗号化鍵はデータの暗号化後に速やかに破棄されます。
したがって、データを取得する際にも格納時に指定した暗号化鍵が必要となります。暗号化を消失した場合はデータの復号化がで きなくなりますのでご注意ください。

SSE-Cを使用する場合は、アップロード時にHTTPSを必ず使用しなければなりません。

Constructor Summary

Constructors

Constructor and Description
SSECustomerKey(byte[] rawKeyMaterial) バイト配列のキーから SSECustomerKey オブジェクトを生成する。
SSECustomerKey(SecretKey key) 暗号化鍵の仕様を満たす独自の SecretKey オブジェクトから SSECustomerKey オブジェクトを生成します。
SSECustomerKey(String base64EncodedKey) Base64エンコードされているキー文字列から SSECustomerKey オブジェクトを生成する。

Method Summary

Modifier and Type	Method and Description
static SSECustomerKey	generateSSECustomerKeyForPresignUrl(String algorithm) サイン済みURLを生成するために用いる SSECustomerKey を作成します。
String	getAlgorithm() サーバサイドでオブジェクトの暗号化時に使用する暗号化のアルゴリズムを取得します。
String	getKey() Base64エンコードした暗号化鍵を設定します。
String	getMd5() オブジェクトの暗号化に使用する暗号化鍵のMD5値を設定します。
void	setAlgorithm(String algorithm) サーバサイドでオブジェクトの暗号化時に使用する暗号化のアルゴリズムを設定します。
void	setMd5(String md5Digest) オブジェクトの暗号化に使用する暗号化鍵のMD5値を設定します。
SSECustomerKey	withAlgorithm(String algorithm) サーバサイドでオブジェクトの暗号化時に使用する暗号化のアルゴリズムを設定します。
SSECustomerKey	withMd5(String md5Digest) オブジェクトの暗号化に使用する暗号化鍵のMD5値を設定します。

Methods inherited from class java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

Constructor Detail

SSECustomerKey

public SSECustomerKey(String base64EncodedKey)

Base64エンコードされているキー文字列から SSECustomerKey オブジェクトを生成する。

暗号化のアルゴリズムは、デフォルトの "AES256" となります。(現在は "AES256" のみサポートしています)

Parameters:

base64EncodedKey - Base64エンコードされているキー文字列

SSECustomerKey

public SSECustomerKey(byte[] rawKeyMaterial)

バイト配列のキーから SSECustomerKey オブジェクトを生成する。

暗号化のアルゴリズムは、デフォルトの "AES256" となります。(現在は "AES256" のみサポートしています)

Parameters:

rawKeyMaterial - 暗号化鍵として使用するバイト配列のキー

SSECustomerKey

public SSECustomerKey(SecretKey key)

暗号化鍵の仕様を満たす独自の SecretKey オブジェクトから SSECustomerKey オブジェクトを生成します。

暗号化のアルゴリズムは、デフォルトの "AES256" となります。(現在は "AES256" のみサポートしています)

Parameters:

key - 独自の SecretKey オブジェクト

Method Detail

generateSSECustomerKeyForPresignUrl

public static SSECustomerKey generateSSECustomerKeyForPresignUrl(String algorithm)

サイン済みURLを生成するために用いる SSECustomerKey を作成します。

現在は AES-256 のみをサポートしています。

Parameters:

algorithm - サーバサイド暗号化に用いる暗号化のアルゴリズム
null 以外を指定してください。

Returns:

変更した本クラスのオブジェクト

Throws:

IllegalArgumentException - 引数に null が指定された場合に例外をスローします。

See Also:

SSEAlgorithm.AES256

getKey

public String getKey()

Base64エンコードした暗号化鍵を設定します。

Returns:

Base64エンコードした暗号化鍵

getAlgorithm

public String getAlgorithm()

サーバサイドでオブジェクトの暗号化時に使用する暗号化のアルゴリズムを取得します。

現在は "AES256" のみサポートしています。

Returns:

暗号化のアルゴリズム

setAlgorithm

public void setAlgorithm(String algorithm)

サーバサイドでオブジェクトの暗号化時に使用する暗号化のアルゴリズムを設定します。

現在は "AES256" のみサポートしています。

Parameters:

algorithm - 暗号化のアルゴリズム

See Also:

SSEAlgorithm.AES256

withAlgorithm

public SSECustomerKey withAlgorithm(String algorithm)

サーバサイドでオブジェクトの暗号化時に使用する暗号化のアルゴリズムを設定します。

現在は "AES256" のみサポートしています。

また、このメソッドは追加の連鎖したメソッド呼び出しのため、更新した本クラスのオブジェクトを返します。

Parameters:

algorithm - 暗号化のアルゴリズム

Returns:

更新した本クラスのオブジェクト

See Also:

SSEAlgorithm.AES256

getMd5

public String getMd5()

オブジェクトの暗号化に使用する暗号化鍵のMD5値を設定します。

Returns:

オブジェクトの暗号化に使用する暗号化鍵のMD5値(Base64エンコードしたもの)

setMd5

public void setMd5(String md5Digest)

オブジェクトの暗号化に使用する暗号化鍵のMD5値を設定します。

この値は暗号化鍵の整合性を保証するために使用されます。

Parameters:

md5Digest - オブジェクトの暗号化に使用する暗号化鍵のMD5値(Base64エンコードしたもの)

withMd5

public SSECustomerKey withMd5(String md5Digest)

オブジェクトの暗号化に使用する暗号化鍵のMD5値を設定します。

また、このメソッドは追加の連鎖したメソッド呼び出しのため、更新した本クラスのオブジェクトを返します。

Parameters:

md5Digest - オブジェクトの暗号化に使用する暗号化鍵のMD5値(Base64エンコードしたもの)

Returns:

更新した本クラスのオブジェクト